死ぬ瞬間 死とその過程について
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エリザベス・キューブラー・ロス (著)
死とは、長い過程であって特定の瞬間ではない――
人生の最終段階と、それにともなう不安・怒り・恐怖・希望……。二百人にのぼる患者に寄り添い、直接聞きとった“死に至る"人間の心の動きを研究した、画期的な書。
人は死を前に、何を見、何を思い、何を考えるのか? 死は誰にも平等に訪れるものです。それゆえ、古来、人は死を恐れ、「死を思う」ことで自らの存在を見つめてきました。現代においても、未知の感染症の拡大で、死の恐怖を身近に感じる事態が起こります。
本書は、半世紀以上前に、死を迎えつつある人の心の動きを、二百人におよぶ患者の聞き取りで解明しようとしたものです。自分や周囲の人の死をどう受け容れるか。死について考えるとき、道しるべとなる一冊です。
【目次】
謝 辞
はしがき
1 死の恐怖について
2 死とその過程に対するさまざまな姿勢
3 第一段階 否認と孤立
4 第二段階 怒り
5 第三段階 取り引き
6 第四段階 抑鬱
7 第五段階 受容
8 希 望
9 患者の家族
10 末期患者へのインタビュー
11 死とその過程に関するセミナーへの反応
12 末期患者の精神療法
訳者あとがき
参考文献
著者について
エリザベス・キューブラー・ロス
精神科医。一九二六年、スイスのチューリヒに生まれる。チューリヒ大学に学び、一九五七年学位取得。その後渡米し、ニューヨークのマンハッタン州立病院、コロラド大学病院などをへて、一九六五年シカゴ大学ビリングズ病院で「死とその過程」に関するセミナーをはじめる。一九六九年、『死ぬ瞬間』を出版して国際的に有名になる。著書多数。二〇〇四年、死去。
鈴木晶
一九五二年、東京生まれ。東京大学文学部ロシア文学科卒業、同大学院人文科学研究科博士課程満期修了。現在、法政大学国際文化学部教授。専攻は文学批評、精神分析学、舞踊史。著書に『フロイト以後』(講談社現代新書)『ニジンスキー 神の道化』(新書館)ほか多数。訳書にフロム『愛するということ』(紀伊國屋書店)、ゲイ『フロイト』(みすず書房)ほか多数。
出版社 : 中央公論新社
発売日 : 2020/1/21
言語 : 日本語
本の長さ : 472ページ
寸法 : 10.8 x 1.9 x 15.3 cm
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