産む気もないのに生理かよ!
月岡ツキ (著)
0代から圧倒的支持!
ポッドキャスト『となりの芝生はソーブルー』
の話し手であり、DINKs(仮)のつっきーこと
月岡ツキによる初の著書。
「母になりたい」とは思えない。
でも、「母にならない」と
ファイナルアンサーもできない。
どうして産みたいと思えないのか、
どうして産みたくないと言い切れないのか。
自分の身体、自分を産んだ母、母になった友達、
生きてきた世界、いま生きている社会。
さまざまな側面から
「産む産まない問題」を綴ったエッセイ集。
「子供を望まない女性にとっての生理は、
出荷するものがないのに
工場を稼働しなければならず、
光熱費と人件費と賃料を
毎月支払っているようなものである」
「私たちは「子供を持たない選択」をしている
のではなく、「私たち」として生きることしか、
最初から選択していない」
「産む」「産まない」は、個人の自由だー!
【悩みが尽きない 産む産まない問題】
・一度母になったら降りられない
・実母の辿った道を自分も辿るのが怖い
・夫との関係性が変わってしまう
・まだまだ根強い母性神話
・妊娠・出産に耐えられる気がしない
・ただでさえ自分のことで精一杯なのに
育児なんて
・母になった友達との難しい距離感
・子供たちがこれから生きていく
世界の先行きが不安すぎる
・そもそも他人の人生を勝手にはじめていいの?
・本当に産まなくて後悔しない?
…etc
こんなに悩んでいるのに
なかなか人には話せない。
産む側の性に生まれたことを恨む日もある。
それでも「母になるかどうかの選択は、
私という人間を決定付けるものではない」
と心から言える日が来ると信じて。
著者について
月岡ツキ(つきおか・つき)
ライター・コラムニスト
1993年生まれ。大学卒業後、webメディア編集やネット番組企画制作に従事。現在はライター・コラムニストとしてエッセイやインタビュー執筆などを行う。働き方、地方移住などのテーマのほか、既婚・DINKs(仮)として子供を持たない選択について発信している。既婚子育て中の同僚と、Podcast番組『となりの芝生はソーブルー』を配信中。マイナビウーマンにて「母にならない私たち」を連載。創作大賞2024にてエッセイ入選。X(旧Twitter):@olunnun
出版社 : 飛鳥新社
発売日 : 2024/12/5
言語 : 日本語
単行本 : 240ページ
ISBN-10 : 4868010468
ISBN-13 : 978-4868010463
寸法 : 18.8 x 12.8 x 2 cm