きっと今はハッピーエンドへの途中、
ほうじ茶 (著)
「どうしようもないくらい消えたい1日を過ごした人がいたら、この本を開いて、一緒に夜を乗り越えて、眠くなったら眠って明日へ行ってしまおう」
SNSで発信する言葉が幅広い層からの共感を呼ぶ著者による、初の全編書き下ろしエッセイ。
小さな幸せ、漠然とした不安、将来への希望、忘れられない後悔、恋愛の難しさ、世の中の不条理⋯⋯など、ポジティブなこともネガティブなことも、これまでSNSでは語ってこなかった部分も、等身大の彼女が赤裸々に書き綴る。
「きっと今は、ハッピーエンドへの途中、だ。大丈夫、私たちは幸せになれる。そう信じていようよ」
第1章 してもらって嬉しかったこと、私もするようにしている。嬉しいはつくれるものだと思う。
第2章 会いたい人がいる全ての人、「会いたい」の4文字が打てますように、伝えられますように。
第3章 楽しかった飲み会の帰り道ほど、心が虚無になる。
第4章 思い描いていた27歳には1ミリもなれていないけれど、思い描いていた自分になれている人なんて多分いない気がする。
第5章 「ふたつもみっつも幸せは手に入らないの。ひとつでさえ難しいのに」という祖母の言葉をたまに思い出している。
第6章 言葉は、傷にも絆創膏にも、呪いにも魔法にも、絶望にも希望にもなる。
著者について
ほうじ茶
社会人x年目のOL。
広告代理店で勤務する傍ら、XやInstagramで日々の思いを綴り、静かに隣にいてくれるような文章が幅広い層の支持を得る。
生きづらさに寄り添ったり、しんどい毎日でも少しだけ前を向いていけるようになったりする出来事や空想を綴った投稿が多く、「画面の向こうの友人として、だれかの力になれたらいい」と思いながら投稿を続けている。
繊細だが大ざっぱなところもあり、部屋の片づけは大半の人が苦手なものだと思っている。
好きな飲み物はコーラとほうじ茶。
好きな過ごし方は、部屋の中で雨の音を聞くこと、ガチャガチャを回すこと、地球と平行になって眠ること、純喫茶でクリームソーダのアイスとソーダの境目のシャリシャリ部分を食べること。
著書に『どこかでちょっとずつ傷ついてる やさしいみんなへ』(KADOKAWA)。
出版社 : すばる舎
発売日 : 2025/7/22
単行本 : 192ページ
寸法 : 13.3 x 18.8 x 1.35 cm


