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新装版 子どもの頃から哲学者

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苫野一徳 (著)

生きづらさを乗り越える、体験型哲学入門書
哲学者・苫野一徳が実際に体験した“生きづらさ”を哲学で解説するエンタメ哲学エッセイ。
「愛されたい」「認められたい」「わかってもらいたい」――そんな承認欲求が引き起こす“大モンダイ”を、哲学の力で鮮やかに読み解いていきます。

「分かってほしい」をこじらせ哲学デビュー
学校では居場所がなく、人とうまく関われなかった少年が、早稲田大学で“人類愛教の教祖さま”としてお布施生活を送るまでに。
絶望と爆笑が交錯する、“エンタメ哲学”です。
「ニーチェはまあまあイイ線いってるな」と上から目線で語っていた苫野青年が本当の哲学に出会い、世界が終わる瞬間を体験します。
本書は、子どものころから孤独を抱えた著者が“本当の哲学者”になるまでの思索と再生の物語。
「なぜ人は分かり合えないのか」「なぜ人は中二病に陥るのか」「なぜ人はルサンチマンに囚われるのか」――
そんな問いを、苦悩とユーモアのあいだで掘り下げながら進んでいきます。

登場するのは、哲学史のレジェンドたち
絶望の達人キルケゴール、人間を知りすぎたヘーゲル、人でなしの天才ルソー、ルサンチマンの鬼ニーチェ、理性の精密機械カント。
彼らの思想とともに、苫野自身の“絶望からの脱出”が描かれます。
哲学を“考えること”ではなく、“生きること”として体験できる、笑って泣けるエンタメ哲学入門。
分かり合えない世界で、それでも自由に生きるためのヒントがここにあります。
他者との距離を抱えながらも、自分らしく生きるための「哲学の使い方」。
絶望すらも笑いに変える、そんな思考のレッスンです。

目次
プロローグ−−「分かり合えない」から始まった哲学
 「スーパーマリオなんかやらない」
 便所飯のパイオニア
 哲学の“イケてる”答え

第一章 教祖さまになる
承認欲望:ヘーゲル

 人類は絶対的に愛し合っている!
 哲学の大テーマ「承認欲望」
 特大ウツの訪れ

第二章 哲学にぶっとばされる
真理とは:デカルト、カント、フッサール

哲学かぶれの独りよがり
 絶対の「真理」なんてない!!
 すべては疑えるーーただし“わたし”以外
 「人類愛」崩壊

第3章 苫野発狂
至福:プラトン、ニーチェ、バタイユ
 イエス・キリスト、なんてファンキーな奴!
 独りよがりの正義とルサンチマン
 苫野発狂
 生まれて初めて口答え

第4章 哲学の女神降臨 
絶望と希望:キルケゴール、ルソー

 「今から死ぬわ」
 絶望の達人キルケゴール
 天才ルソーは人でなし

第5章 絶望からの脱出ゲーム
相互了解と相互承認:哲学者のリレー

 あきらめた時、前に進める
 思いつきは、しょせん思いつき
 絶望の末の残りカス

第6章 自由に生きるには
欲望と承認:ふたたびヘーゲル

 哲学を役立てる
 自由に生きる

エピローグ−−苦悩先輩と呼ばれて
一徳くんは面白くなくなった。

著者について
苫野一徳 (とまのいっとく)
哲学者・教育学者。熊本大学大学院教育学研究科准教授。2児の父。
早稲田大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。
経済産業省「産業構造審議会」委員、熊本市教育委員のほか、全国の多くの自治体・学校等のアドバイザーを歴任。
主な著書に、『子どもの頃から哲学者』(大和書房)『勉強するのは何のため?』(日本評論社)『どのような教育が「よい」教育か』(講談社選書メチエ)『教育の力』(講談社現代新書)『はじめての哲学的思考』(ちくまプリマー新書)『「自由」はいかに可能か』(NHKブックス)『「学校」をつくり直す』(河出新書)『ほんとうの道徳』(トランスビュー)『愛』(講談社現代新書)『NHK100分de名著 苫野一徳特別授業 ルソー「社会契約論」』(NHK出版)『未来のきみを変える読書術』(ちくまQブックス)『学問としての教育学』(日本評論社)『『エミール』を読む』(岩波書店)など。

出版社 ‏ : ‎ 大和書房
発売日 ‏ : ‎ 2026/1/24
言語 ‏ : ‎ 日本語
本の長さ ‏ : ‎ 240ページ
寸法 ‏ : ‎ 18.8 x 13 x 1.6 cm

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