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子は親を救うために「心の病」になる (ちくま文庫)

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高橋 和巳 (著)

「泣きながら一気にページをめくったあの日を忘れることはできません」。
ひとりの読者の感想から広がり、子育てに悩む女性たちの間で話題に。

子は、親が大好きだ。
かつて子どもだったあなたへ、子育て中のあなたへ。

どの子も親が大好きで、「自分が役に立っているだろうか」「必要とされているだろうか」と考えている。しかし思春期になり、親から逃れようとする心と、従おうとする心の葛藤に悩み「心の病」になってしまう。真の解決は、親が子を救い出すのではなく、子に親が救われるのだと分かった時に訪れる。「引きこもり」や「拒食症」で悩む多くの子どもたちに向き合い、心の声に耳を傾けてきた著者が綴る、あなたの子どもと、かつて子どもだった親を救う本。

【目次】
プロローグ 心の「宇宙期」

第1章 息子は親を救うために引きこもった
 1 学童期は親の生き方をまるごと取り入れる
 2 反抗期の激しさは、親が教えた「心の矛盾」に比例する
 3 「ママの苦しみをとるために僕は不登校になった」 
4 親の老後が心配なので、僕は三二歳で引きこもった

第2章 娘の摂食障害が、母親の人生を回復させた 
 1 拒食症は「我慢が第一」という生き方の結果 
 2 互いの我慢がとれて、母と娘の人生が回復する

第3章 虐待されて育った子は「善と悪が逆」になっている 
 1 虐待を受けて育った母が、子どもを追いつめる 
 2 虐待が止まらないのは心理システムが逆転しているから

第4章 親とのつながりを持てなかった子の不思議な訴え 
 1 親とのつながりを持てないと世界は希薄化する 
 2 この世界での解決は、「親と出会う」前に戻ること

第5章 心の発達段階の最後、「宇宙期」とは何か 
 1 生きている実感がある、ない、の違い  
 2 成人期の先、「宇宙期」を推測する 
 3 「この世界」から離れ、「宇宙期」へと至る心のプロセス

エピローグ

著者について
高橋 和巳(たかはし・かずみ):精神科医。医学博士。1953年生まれ。福島県立医科大学卒業後、東京医科歯科大学神経精神科に入局。大脳生理学・脳機能マッピング研究を行う。都立松沢病院で精神科医長を退職後、都内でクリニックを開業。カウンセラーの教育にも熱心で、スーパーヴィジョンを行っている。著書に『「母と子」という病』(ちくま新書)、『子は親を救うために「心の病」になる』『人は変われる』(ちくま文庫)、『新しく生きる』『楽しく生きる』(共に三五館)等がある。

出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房
発売日 ‏ : ‎ 2014/4/9
言語 ‏ : ‎ 日本語
本の長さ ‏ : ‎ 288ページ
寸法 ‏ : ‎ 10.7 x 1.2 x 14.8 cm

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