レモン石鹼泡立てる (散文の時間)
東 直子 (著)
本のなかの世界は、永遠だ。――多忙な日々のかたわらにある本、大好きな作家や歌人たち、そして旅の思い出。なつかしい風景がよみがえる、待望の書評&エッセイ集。
著者について
1963年、広島県生まれ。歌人、作家。歌集に『春原さんのリコーダー』『青卵』『十階』などがある。
1996年、「草かんむりの訪問者」で第7回歌壇賞受賞。2006年に初の小説『長崎くんの指』を出版し、『とりつくしま』『さようなら窓』『薬屋のタバサ』『晴れ女の耳』『階段にパレット』などの小説作品がある。2016年には『いとの森の家』で第三一回坪田譲治文学賞を受賞。
エッセイ集『愛のうた』、『一緒に生きる』、歌書『短歌の詰め合わせ』、『短歌の時間』、穂村弘との共著『短歌遠足帖』、絵本『あめ ぽぽぽ』(絵・木内達朗)、『わたしのマントはぼうしつき』(絵・町田尚子)など著書多数。