モロカイ島の日々――サンダルウッドの丘の家より
山崎 美弥子 (著)
ハワイ諸島のなかでも、もっとも古い記憶をとどめる島、モロカイ。
導かれるように彼の地に渡り、島をつつむ色彩を見つめ描きつづける画家の、心の旅。
生まれ育った東京での暮らしにふと空白を感じ、渡ったハワイ。
パートナーと出会い、船上生活を経て自らの手で建てた家で2人の娘を育て過ごした10年間――。
個展では120点もの作品が完売しやわらかな文章にも支持が集まる大人気アーティストが綴る、日々の記録。
息苦しい今こそ、あなたの心に届けたい。
海、空、星、そして大地――ハワイの風に包まれる、奇跡と祝福に満ちた7章のエッセイ。
[カラー絵9点収録]
著者について
山崎美弥子
アーティスト。1969年、東京生まれ。多摩美術大学絵画科卒業後、東京を拠点として国内外で作品を発表する。一転し、2004年から太平洋で船上生活を始め、現在は、人口約7000人のハワイの離島、モロカイで心理学者の夫と2人の娘と暮らしながら、1000年後の未来の風景をカンバスに描き続けている。
出版社 : リトル・モア
発売日 : 2020/10/10
言語 : 日本語
単行本 : 168ページ