ただしい暮らし、なんてなかった。

大平 一枝 (著)
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「北欧、暮らしの道具店」「朝日新聞デジタル『&w』」などの人気連載で知られる、
エッセイストの大平一枝さんが、50代を迎えたいま考える、暮らしのあれこれ。
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かつてのわたし、いまのわたし。
モノも友達もスケジュールも、もうそんなに足さなくていいと気づいた――。

家事のルーティーン、モノの持ちかた・手放しかた。人付き合いのコツ、心身のケア……。たくさんのトライアンドエラーをくりかえした日々の記録には、無理をしない、背伸びしない、心安らぐ暮らしのヒントがたくさんつまっています。

「みんな、生きている途中だ。自分にフィットする暮らしのありようを求めて石のように
どんどん転がっていけばいいと思う。変わることをとめずに。」(本書より)

<目次(抜粋)>
十年前は想像していなかったいまの自分

一章 待つほうが案外うまくいく
・絡まっていた糸
・時短料理、便利家電によって浮いた時間で私はなにをしてきたんだろう
・点滅する信号が教えてくれたこと
・眠れても眠れなくても
・出掛けに探すネックレス など

二章 買う、選ぶ、手放す。モノと付き合う
・「きのうの私」に今日の気分を決められたくないのだ
・十五年ぶりに鍋を新調した
・私のフライパン物語
・台所の?真っ白?
・可視化の効用
・器は思い出の倉庫 など

三章 人付き合いの快適な距離と温度
・自分らしく生きるのはけっこう覚悟がいる
・大勢で会うのをやめたら楽になった
・どうしても合わない人に
・母へ、二十余年ぶりの告白
・愛情は巡り、上書き更新できる など

四章 自分を養生する
・頑張らないことのほうがずっと難しい
・前菜勝負
・初めてのダイエットプチ成就
・月曜断食と尽きせぬ欲望
・前髪を二センチ切って見えた世界 など

五章 育ちゆく日課表、住まいクロニクル
・変遷する「朝家事、夜家事」
・魔法の灯り
・パンと私
・ちゃぶ台リメイク
・七十二個の目標シート など

出版社 ‏ : ‎ 平凡社
発売日 ‏ : ‎ 2021/12/3
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 240ページ

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