さようなら大江健三郎こんにちは
司 修 (著)
約半世紀にわたり、大江作品の装丁・装画・挿絵などを担当し、家族ぐるみでの付き合いのあった司修が、知られざるエピソード、書簡、対談や、自身の半生、大江作品から引用を交え、同世代人として、同じ時間を過ごしたことで見えてきた、大江文学の創作の背景とその心髄に迫る。
著者について
司 修(つかさ・おさむ)
1936年生まれ。画家、小説家。法政大学名誉教授。
中学卒業後、独学で絵を学び、絵画や版画をはじめ、絵本、書籍の装丁、挿絵など多岐にわたる作品を発表。また小説やエッセイ、脚本など文筆分野での活躍でも知られる。
1978年『はなのゆびわ』で小学館絵画賞受賞。 1993年 「犬」で 川端康成文学賞、 2006年 『ブロンズの地中海』で毎日芸術賞、2011年『本の魔法』で大佛次郎賞受賞。 2016年イーハトーブ賞受賞。
出版社 : 鳥影社
発売日 : 2024/3/3
言語 : 日本語
ハードカバー : 294ページ