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【土門蘭初の小説】 戦争と五人の女 (河出書房新社版)
¥1,848($11.99)
土門蘭 (著) 1953年、戦後の娼街に流れた、「町が焼かれる」という不穏な予言。女たちが、互いの痛みを知りながらもそれぞれの方法で「からだ」を使い、編み上げる祈りとは。いま注目の書き手による渾身の初小説! 遠い“戦争”ではなく、生きる手触りのほうを描いた小説です。 港町の片隅で、10代から50代までの五人の女たちが、仕事・家族・名もない感情を抱えながら一か月を生き抜く。その日々を、視点を入れ替えながら何度も照らし直していく構成が、見えなかった因果や誤解をほどき、彼女たちの輪郭を濃くしていきます。 戦争は銃声だけじゃない。制度・貧困・偏見として、静かに日常を歪め続ける――その仕組みが、読後にじわりと残る。 読みやすい文体なのに、余韻が長い。ページを閉じたあと、「誰かの一か月」を丁寧に想像する力が少し育つ本です。 反復する視点で、人物像が多面化していく“編集”の快感 「ラベル」で人を見ないまなざしを学べる 史実解説では届かない、生活の温度で戦争を考えるきっかけに 静かな場所で、ゆっくりどうぞ。 作品の特徴 * 初の長編小説: これまで中短編小説やルポルタージュなどを手掛けてきた土門蘭さんの初の長編小説です。 * 舞台は呉市朝日町: 著者の故郷でもある広島県呉市朝日町を舞台に、生々しい息遣いで女性たちの生き様を描いています。 * 重厚なテーマ: 戦争、性、差別、家族など、様々なテーマが織り込まれています。 * 女性たちの力強さ: 困難な状況下でも懸命に生きる女性たちの姿が、力強く描かれています。 その他 * この作品には、性や暴力、差別などに関する描写が含まれています。 * 読者によっては、辛く感じる場面もあるかもしれません。 出版社 : 河出書房新社 発売日 : 2026/7/27 言語 : 日本語 本の長さ : 336ページ
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【土門蘭 初の小説】戦争と五人の女(サイン本)京都文鳥社版
¥2,420($15.70)
※京都文鳥社版です(オリジナル版) 土門蘭 (著) 遠い“戦争”ではなく、生きる手触りのほうを描いた小説です。 港町の片隅で、10代から50代までの五人の女たちが、仕事・家族・名もない感情を抱えながら一か月を生き抜く。その日々を、視点を入れ替えながら何度も照らし直していく構成が、見えなかった因果や誤解をほどき、彼女たちの輪郭を濃くしていきます。 戦争は銃声だけじゃない。制度・貧困・偏見として、静かに日常を歪め続ける――その仕組みが、読後にじわりと残る。 読みやすい文体なのに、余韻が長い。ページを閉じたあと、「誰かの一か月」を丁寧に想像する力が少し育つ本です。 反復する視点で、人物像が多面化していく“編集”の快感 「ラベル」で人を見ないまなざしを学べる 史実解説では届かない、生活の温度で戦争を考えるきっかけに 静かな場所で、ゆっくりどうぞ。 作品の特徴 * 初の長編小説: これまで中短編小説やルポルタージュなどを手掛けてきた土門蘭さんの初の長編小説です。 * 舞台は呉市朝日町: 著者の故郷でもある広島県呉市朝日町を舞台に、生々しい息遣いで女性たちの生き様を描いています。 * 重厚なテーマ: 戦争、性、差別、家族など、様々なテーマが織り込まれています。 * 女性たちの力強さ: 困難な状況下でも懸命に生きる女性たちの姿が、力強く描かれています。 その他 * この作品には、性や暴力、差別などに関する描写が含まれています。 * 読者によっては、辛く感じる場面もあるかもしれません。 出版社 : 京都文鳥社 (2019/1/1) 仕様:変形四六上製、408頁 その他の著書も販売中です 死ぬまで生きる日記 https://hontohitsuji.thebase.in/items/72738766 歌画集 100年後あなたもわたしもいない日に https://hontohitsuji.thebase.in/items/74160980 絵と短歌展図録「100年後」の7年後
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断片的なものの社会学
¥1,716($11.13)
岸 政彦 (著) どんな人でもいろいろな「語り」をその内側に持っていて、その平凡さや普通さ、その「何事もなさ」に触れるだけで、胸をかきむしられるような気持ちになる。 梅田の繁華街ですれちがう厖大な数の人びとが、それぞれに「何事もない、普通の」物語を生きている。 小石も、ブログも、犬の死も、すぐに私の解釈や理解をすり抜けてしまう。それらはただそこにある。[…] 社会学者としては失格かもしれないが、いつかそうした「分析できないもの」ばかりを集めた本を書きたいと思っていた。(本文より) 路上のギター弾き、夜の仕事、元ヤクザ…人の語りを聞くということは、ある人生のなかに入っていくということ。社会学者が実際に出会った「解釈できない出来事」をめぐるエッセイ。 著者について 岸政彦(きし・まさひこ) 1967 年生まれ。社会学者。大阪市立大学大学院文学研究科単位取得退学。博士(文学)。龍谷大学社会学部教員。研究テーマは沖縄、被差別部落、生活史。 著書に『同化と他者化──戦後沖縄の本土就職者たち』(ナカニシヤ出版、2013 年)、『街の人生』(勁草書房、2014 年)など。 出版社 : 朝日出版社 発売日 : 2015/5/30 言語 : 日本語 単行本(ソフトカバー) : 244ページ
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ジェントリフィケーションの功罪:ゆるやかな都市成長のためのケーススタディ (龍谷大学国際社会文化研究所叢書 38巻)
¥3,080($19.99)
服部 圭郎 (著, 編集), 阿部 大輔 (著), 黒瀬 武史 (著), 石原 凌河 (著), 岩淵 丈和 (著) 都市再生の裏で起こる、住民や地元商店の排除、文化の喪失・・・ 変容の速度を緩め、弊害を抑えられるか 国内外10事例の多様な実態と対策 【追い出し】アメリカ(ニューヨーク、アトランタ、シアトル、デンバー)/ライプツィヒ/南池袋公園 【観光】バルセロナ/京都 【商業】下北沢/福岡市六本松/福岡市大名 【復興】いわき 【抑制の成功】ウィーン 地価急騰による住民や個店の追い出し、公共空間利用者の選別、場所性の喪失…。ジェントリフィケーションは都市の再生・改善ともされる一方、その弊害は深刻化している。功罪両面に焦点を当てながら、国内外10の事例をもとにその多様な実態と対策を分析。都市が急速な変容を避け、より良く成長するための方策を示唆する。 【目次】 はじめに(服部) 第1章:ジェントリフィケーションの構図と議論の展開(阿部) 第2章:ケーススタディにみるジェントリフィケーションの諸相 2.1 【アメリカ】【追い出し】問題の最先端にある4都市の現状と対策──ニューヨーク、アトランタ、シアトル、デンバー(服部) 2.2 【ライプツィヒ】【家賃高騰】縮小から成長へのV字回復とそれに伴うジェントリフィケーション(服部) 2.3 【バルセロナ】【観光】オーバーツーリズムによる観光ジェントリフィケーションとその対策①(阿部) 2.4 【京都市】【観光】オーバーツーリズムによる観光ジェントリフィケーションとその対策②(阿部) 2.5 【下北沢】【商業】地域の魅力の源泉である個店を失わせた再開発──コマーシャル・ジェントリフィケーション(服部) 2.6 【福岡市六本松】【商業】リノベーションと人の関係性による創造的な都市再生──ローカルカルチャーと再開発の均衡(岩淵) 2.7 【福岡市大名】【商業】都心周縁地区の都市構造が生んだゆるやかな変化(黒瀬) 2.8 【いわき市】【復興】震災被災地における再投資・目的地化による地価上昇(石原) 2.9 【豊島区】【行政主導】社会的弱者に対する行政の責務──南池袋公園における利用者の選別(服部) 2.10 【ウィーン】【抑制】ジェントリフィケーションを抑えることに成功した都市(服部) 第3章:「功」と「罪」を検証する ①「罪」への着目 3.1 住民の追い出し(ディスプレイスメント)(服部) 3.2 観光活動による場所の商品化・生活環境の変容(阿部) 3.3 地域のアイデンティティの喪失(服部) ②「功」への着目 3.4 治安、自治体財政等の改善(服部) 3.5 衰退した都心周縁部再生への寄与(黒瀬) 3.6 災害復興等による地域整備(石原) 第4章:これからの日本のジェントリフィケーションとその対策(服部) あとがき(服部) 著者について 【編著】 服部圭郎 1963年、東京生まれ。東京大学工学部卒業。カリフォルニア大学バークレイ校環境デザイン学部で修士号取得。民間シンクタンク、明治学院大学経済学部、ドルトムント工科大学客員教授、ベルリン工科大学客員教授を経て、現在、龍谷大学政策学部教授。専門は都市・地域計画、都市デザイン、フィールドスタディ。趣味は登山・スキー、ロックバンド、居酒屋めぐり、ユーチューバー。技術士(都市・地方計画)、博士(総合政策)。著書に『都市の鍼治療指南書』(鹿島出版会、2025年)、『ドイツ・縮小時代の都市デザイン』(学芸出版社、2016年)など。 【著】 阿部大輔 1975年、ホノルル生まれ。早稲田大学理工学部土木工学科卒業、東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修士課程・博士課程修了。カタルーニャ工科大学バルセロナ建築高等院博士課程DEA取得。政策研究大学院大学、東京大学都市持続再生研究センターを経て、龍谷大学政策学部教授。バルセロナ自治大学客員研究員(2018~19年)。博士(工学)。単著に『バルセロナ旧市街の再生戦略』(学芸出版社、2009年)、編著に『小さな空間から都市をプランニングする』(学芸出版社、2019年)、『ポスト・オーバーツーリズム 界隈を再生する観光戦略』(学芸出版社、2020年)、『「対話」を通したレジリエントな地域社会のデザイン』(日本評論社、2022年)など。 黒瀬武史 1981年生まれ。2006年、東京大学大学院都市工学専攻修士課程修了。日建設計都市デザイン室、東京大学大学院助教、九州大学大学院准教授を経て、2020年より九州大学大学院人間環境学研究院都市・建築学部門教授。博士(工学)。著書に『米国のブラウンフィールド再生』(九大出版会、2018年)など。 石原凌河 1987年生まれ。2014年、大阪大学大学院工学研究科博士後期課程修了。人と防災未来センター研究員、龍谷大学政策学部講師などを経て、2019年より龍谷大学政策学部准教授。博士(工学)。専門は地域レジリエンス(地域防災、防災教育、災害復興)、交通政策。共著書に『小さな空間から都市をプランニングする』(学芸出版社、2019年)など。 岩淵丈和 1996年生まれ。九州大学大学院人間環境学府博士後期課程在籍。都市計画・都市デザインを専門とし、フリンジエリアにおける小規模事業者の集積過程やジェントリフィケーションの影響に関する研究を行う。自治体・民間と連携した都市・地域戦略や国際連携プロジェクトに実務として携わる。2023年、URBANIX株式会社を創業。研究と実践の往還を通じ、再生的な都市エコシステムの構築を試みている。 出版社 : 学芸出版社 発売日 : 2026/3/14 言語 : 日本語 本の長さ : 304ページ 寸法 : 21 x 14.8 x 2 cm
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沖縄社会論 ――周縁と暴力
¥2,970($19.27)
打越 正行 (著), 石岡 丈昇 (解説), 上原 健太郎 (解説) 暴走族のパシリにはじまり、沖縄で調査を続けた。 『ヤンキーと地元』を書いた伝説のフィールドワーカーによる遺稿集。 2024年12月9日に急逝した、社会学者・打越正行さんの遺稿集を一周忌に合わせて刊行。 『ヤンキーと地元』(2019年3月刊、2024年11月ちくま文庫化)で打越さんは、沖縄の暴走族の「しーじゃ・うっとう(先輩・後輩)」関係などをもとに、建設業で生きるリスク層の生活を描かれました。地元の人間でも調査できない領域にパシリとして入っていった著者の本は、ナイチャーの書いたものとして驚きをもって迎えられ、第六回沖縄書店大賞沖縄部門大賞を受賞するなど高い評価を得ました。 本書は打越さんの遺した、パシリ論、沖縄社会論、暴力論の3部からなり、石岡丈昇、上原健太郎、上間陽子、岸政彦各氏の解説を付す。 === 根本はあくまでも「社会学者」だった。 暴力の真ん中で、生活をともにするような調査をしながら、 打越は優しい男だった。 ――岸政彦 みんなが打越くんの仕事を超えていく。 そこに自分の仕事を重ねながら、連なりながら。 ――上間陽子 === 【目次】 まえがき 上間陽子 はじめに 第1部 パシリ論 第1章 パシリ前史 第2章 社会の癖を書く――参与観察という方法 第3章 パシリとしての参与観察――つかえる部外者から、つかえない内部関係者へ 第1部 パシリ論 解説 パシリとしての参与観察が示すもの 石岡丈昇 断章1 第2部 沖縄社会論 第4章 ホモソーシャルなつながりの周縁――沖縄のヤンキーの若者のしーじゃ・うっとぅ関係をもとに 第5章 製造業なき経済成長/談合なき建設業――建設業からみた「戦後」沖縄 第6章 学校を去るわけ 第2部 沖縄社会論 解説 ヤンキーの世界を通じて沖縄社会を描くこと 上原健太郎 断章2 第3部 暴力論 第7章 つくられた、しーじゃ・うっとぅ関係――沖縄の建設業の社会史 第8章 ライフコースからの排除――沖縄のヤンキー、建設業の男性と暴力 第9章 暴力の理解社会学 第3部 暴力論 解説 暴力の傍らで問い続ける 上間陽子 断章3 終章 繫ぎ止められる沖縄 解説 他者になる、解離する― 参与観察の極限 岸政彦 あとがき 岸政彦 著者について 打越 正行(うちこし・まさゆき):1979年生まれ。社会学者。首都大学東京人文科学研究科にて博士号(社会学)を取得。和光大学現代人間学部専任講師、特定非営利活動法人 社会理論・動態研究所研究員などを歴任。広島と沖縄で、暴走族・ヤンキーの若者を対象とした参与観察調査をつづけた。単著に『ヤンキーと地元――解体屋、風俗経営者、ヤミ業者になった沖縄の若者たち』(筑摩書房、2019年、第6回沖縄書店大賞)、共著として『最強の社会調査入門』(ナカニシヤ出版、2016年)、『地元を生きる―沖縄的共同性の社会学』(ナカニシヤ出版、2020年)、『〈生活-文脈〉理解のすすめ――他者と生きる日常生活に向けて』(北大路書房、2024年)など。2024年12月9日、逝去。 石岡 丈昇(いしおか・とものり):1977年生まれ。日本大学文理学部社会学科教授。フィリピン・マニラを主な事例地として、社会学/身体文化論の研究をおこなう。著作に『エスノグラフィ入門』『タイミングの社会学』『ローカルボクサーと貧困世界』、共著に『質的社会調査の方法』など。 上原 健太郎(うえはら・けんたろう):1985年生まれ。大阪国際大学人間科学部心理コミュニケーション学科准教授。社会学。主な専門は沖縄の若者の就労問題。共著に『地元を生きる』『社会再構築の挑戦』『ふれる社会学』『いろいろあるコミュニケーションの社会学Ver.2.0』『持続と変容の沖縄社会』など。 上間 陽子(うえま・ようこ):1972年生まれ。琉球大学教育学研究科教授。2017年、打越正行との共同調査をまとめた『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち』を刊行。著作に『海をあげる』、共著に『地元を生きる』など。 岸 政彦(きし・まさひこ):1967年生まれ。社会学者。京都大学大学院文学研究科教授。研究テーマは沖縄、生活史、社会調査方法論。著作に『同化と他者化』『街の人生』『断片的なものの社会学』『ビニール傘』『マンゴーと手榴弾』『図書室』『リリアン』、共著に『地元を生きる』『生活史論集』、編著に『東京の生活史』『沖縄の生活史』『大阪の生活史』『調査する人生』など多数。2024年12月9日急性骨髄性白血病のため死去。 出版社 : 筑摩書房 発売日 : 2025/12/10 言語 : 日本語 単行本 : 464ページ 寸法 : 18.8 x 12.8 x 1.8 cm
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孤独と居場所の社会学~なんでもない〝わたし″で生きるには
¥1,870($12.13)
阿比留 久美 (著) 社会は「自由」で「多様」なはずなのに、 なんでこんなに息苦しい? 能力主義と自己責任、家族の多様化、 ジェンダー不平等、承認欲求とアイデンティティ……。 現代の閉塞感に風穴をあけ「誰もが息のしやすい社会」を 構想する希望の論考。 ◎目次 第1部 居場所と承認 1章 なぜ居場所について考えるのか 2章 存在証明を求める社会 第2部 不安定化する生の基盤 3章 学校から社会への移行 4章 変わりゆく家族のかたち 5章 翻弄される女性の生き方 第3部 居場所ある生を生きるために 6章 ただの人として、声をあげる 7章 自立しないとダメですか? 8章 居場所ある生を生きるために 著者について 早稲田大学文学学術院文化構想学部准教授。 専門は教育学( 社会教育、青年期教育論)。子ども・若者が育ち、生きていくことのできる社会の在り方を、教育・福祉・文化を架橋しながら考えている。 子ども・若者支援団体や当事者団体などの活動から、ありうべき未来を構想中。 若者協同実践全国フォーラム(JYC フォーラム)理事。単著『子どものための居場所論』(かもがわ出版)、共著『「若者/支援」を読み解くブックガイド』(かもがわ出版)など。 出版社 : 大和書房 発売日 : 2022/10/21 言語 : 日本語 単行本(ソフトカバー) : 232ページ 寸法 : 18.8 x 13 x 1.5 cm
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「透明」になんかされるものか 鷲田清一エッセイ集
¥2,035($13.20)
鷲田清一 (著) 哲学者・鷲田清一、6年ぶりのエッセイ集! ウクライナや震災、未知のウイルスなど、答えのでない出来事に隠れた問題の本質を、深くやさしい言葉で解き明かす。 日々流れてくるニュースをどう受け止めればよいかわからない人、さらに一歩踏み込んで考えてみたい人に。 ====== 疑いもなくじぶんはここにいる(はず)なのに、それがだれにも見えていない、このことを「透明」というふうに表現している文章に、ここ数日間のあいだに立て続けに出会った。 見えているのにだれも見ていないものを見えるようにするだけでなく、だれかの存在をそのように見えなくしている社会の構造そのものを見えるようにしていかなければならない。社会について考えるということには、少なくともそうした課題が含まれているとおもう。」(プロローグより) ====== ・ウクライナやガザの地で起こっている戦争を、日本の私たちはどう受け止めればいいのか ・コロナウイルスの経験を人類は今後にどう生かすのか ・戦禍のウクライナから来日した詩人が話したこと ・旧ジャニーズや政治家の会見に見られる「ずるい言葉」 ・SDGsという「わかりやすい正しさ」が隠しているもの まぎれもなくそこにあるのに、 だれの眼にも映らないようにされている物事を、見えるようにする60篇。 ★考える足がかりとなる、読書リスト付き! 著者について 1949年生まれ、哲学者。大阪大学教授・総長、京都市立芸術大学理事長・学長、せんだいメディアテーク館長などを歴任。哲学の視点から、身体、他者、言葉、教育、アート、ケアなどを論じるとともに、さまざまな社会・文化批評をおこなう。著書に『モードの迷宮』(ちくま学芸文庫、サントリー学芸賞)、『「聴く」ことの力』(ちくま学芸文庫、桑原武夫学芸賞)、『岐路の前にいる君たちに』(朝日出版社)、『所有論』(講談社、和辻哲郎文化賞)など多数。朝日新聞にて「折々のことば」を連載中。 出版社 : 朝日出版社 発売日 : 2025/5/21 言語 : 日本語 単行本(ソフトカバー) : 284ページ ISBN-10 : 4255013950 ISBN-13 : 978-4255013954 寸法 : 18.8 x 12.8 x 1.6 cm
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時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。
¥1,870($12.13)
和田靜香 (著), 小川淳也(取材協力) (その他) 50代、単身、フリーランス、お金なし。さらにコロナ禍でバイトをクビにーー。 一ライターと国会議員・小川淳也さんが繰り広げた“政治問答365日" 息が詰まるほど不安で苦しい生活が続くのは、「私のせい」? まったく分からない“不安"の正体を知るべく降り立ったのは、永田町・衆議院第二議員会館。 この「分からない」を解決するために、国会議員の小川さんに直接聞いてみることにしたーー。 映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』で話題の国会議員・小川淳也に、相撲・音楽ライターとして活動する和田靜香が、生きづらさの原因を直接ぶつけた汗と涙の激論の数々! お金、住まい、税金、働き方、ジェンダーなど、人それぞれが抱える悩みを政治の力を使って解決へ導く一冊。 ❖目次 はじめに コロナ禍の前から私はずっと不安だった ▼第1章 生きづらいのは自分のせい? 応援する候補者が当選したためしがない 政治が分からないまま大人になった コラム 赤えんぴつで殴り書きした不安 ▼第2章 耳タコの人口問題が生活苦の根源 ポストコロナの最重要課題は「人口問題」 「コロナから国民を守ります」ぐらい言えないのか 賃金が上がった、景気が良くなった、と言ってたけれど コラム 分断はそれぞれの心の中にある コラム 税金が高くて払いたくありません ▼第3章 「なんか高い」では済まされない税金の話 仕方なく払っている税金の行方 ゆくゆくは消費税100%! ? ベーシックインカムで安心できるか? 住む場所さえも確保できない コラム 分からないことは恥ずかしいことじゃない コラム 「国民」は使ってはいけない言葉 ▼第4章 歳をとると就職できない理由 働く人の年齢差別 この賃金でこの社会保険料はおかしい 女性たちは競争させられている 待ったナシの移民問題 コラム 小川さんが100%正解ではない ▼第5章 見て見ぬふりをしてきた 環境、エネルギー、原発問題 「私たちの家は火事になっている」 エネルギーは私たちの力で作れる 分かり合えない原発の話 コラム 私が政治を語っていいのか コラム 小川さん号泣 ▼第6章 自分を考える=政治を考える 私も沖縄に基地を押し付けている 「安心・安全なオリンピックを目指します」? 間違えてもいい民主主義 不安をそのままにしないための政治 おわりに 私の不安は日本の不安だった 政治問答ブックリスト 著者について 著者:和田靜香(わだ・しずか) 相撲・音楽ライター。千葉県生まれ。著書に『世界のおすもうさん』、『コロナ禍の東京を駆ける――緊急事態宣言下の困窮者支援日記』(共に共著、岩波書店)、『東京ロック・バー物語』(シンコーミュージック)などがある。猫とカステラときつねうどんが好き。 取材協力:小川淳也(おがわ・じゅんや) 国会議員。1971年・香川県生まれ。東京大学法学部卒。1994年自治省に入省し、2003年に民主党より衆議院議員選挙に初挑戦するも惜敗。2005年に初当選。現・立憲民主党所属の衆議院議員(5期/2021年7月現在)。レンチンした「おあげさん」が好き。 出版社 : 左右社 発売日 : 2021/9/7 言語 : 日本語 単行本 : 280ページ
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布団の中から蜂起せよ: アナーカ・フェミニズムのための断章
¥2,200($14.28)
高島 鈴 (著) 今、この人の話していること、聞かないとだめじゃないかな。 耳を傾けるだけじゃなくて。体ごと傾けて。 ――斎藤真理子(翻訳者)推薦 - - - - - - - - - - あなたに死なないでほしい。 家父長制、資本主義、天皇制に抗して、あらゆる生存のためになにができるのか、なにが言えるのか。金子文子やデヴィッド・グレーバーを参照軸に、アナーカ・フェミニストの立場からこのくにの歪みを抉り出す、ライター高島鈴の初エッセイ集。脈打つ言葉は、きっと誰かの心臓と共鳴する。 「どうせ生まれてしまったんだから、他人のために、少しでもこの世をマシな方向に動かそう。自分のために殺意を使うな。首にかかった手を外して、ゆっくりと社会に向かって拳を握り直そうではないか。いろいろなものに追い詰められて、布団の上に横たわったまま動けずにいる身体は、あなたの意志ひとつで蜂起に参画できる。私はあなたと、そういう戦いをしたいのである」(本文より) ◎目次 序章 第1章 アナーカ・フェミニズムの革命 第2章 蜂起せよ、〈姉妹〉たち 第3章 ルッキズムを否定する 第4章 布団の中から蜂起せよ――新自由主義と通俗道徳 第5章 動けない夜のために――メンタルヘルスと優生学 第6章 秩序を穿つ――ナショナリズム/天皇制に抗する 第7章 儀礼から遠く離れて 第8章 死者たちについて 終わりに 初出一覧 著者について 高島 鈴(たかしま・りん) 1995年、東京都生まれ。ライター、アナーカ・フェミニスト。 ele-kingにてエッセイ「There are many many alternatives. 道なら腐るほどある」、『シモーヌ』(現代書館)にてエッセイ「シスター、狂っているのか?」を連載中。ほか、『文藝』(河出書房新社)、『ユリイカ』(青土社)、『週刊文春』(文藝春秋)、山下壮起・二木信編著『ヒップホップ・アナムネーシス』(新教出版社)に寄稿。CINRA、WEZZYなどウェブマガジンにも寄稿。 出版社 : 人文書院 発売日 : 2022/10/27 言語 : 日本語 単行本(ソフトカバー) : 240ページ
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この、あざやかな闇 ―行きずりの人たちのスナップショットでたどる現代社会
¥2,530($16.42)
ジェフ・シャーレット (著), 安達 眞弓 (翻訳) Netflixシリーズ『The Family』で知られる著者が、暴力や偏見、 不条理に満ちたアメリカやロシア等世界各地の闇に潜む輝きを、 スマホのカメラであざやかに切り取ったフォト+散文集。 夜勤の人々、薬物常習者たち、ヒルビリー、ホームレス、モーテル暮らしの 車椅子の女性や同性愛者といった人々から、寂れたよろず屋の品々や看板、 アルバムの中の写真や落書き、スマホ上のSNSの画面、入れ墨、事故車、 そして“あざやかな闇”。 さまざまな雑誌メディアへの寄稿やNetflixで映像化された『The Family』 などで知られるジャーナリストで作家のジェフ・シャーレットが、自らの 小さなスマホのカメラ越しに捉え、SNSに投稿し続けてきたコロナ(COVID- 19)以前の世界とは? 語り口はパーソナルでありながら、市井の息吹を伝えるジャーナリスティッ クな視線は、きらきらとした陽光に照らされた人やものより、むしろあざや かな闇の世界の住人へと向かい、いくばくかの逡巡を経ながらも、強い意志 と共感をもって対象と、その周辺世界に分け入ってゆく。 自身の故郷アメリカの各地に加え、ロシア、アイルランド、アフリカetc… …と多方面にわたった取材、そしてハッシュタグやセルフィ―で飾られた ネット空間でのやりとりの記録が、このフォト+散文集ともいうべきスタ イルに結実した本作は、エピソードによってはルポでありながら、どこかエッ セイのような趣があり、また、一貫して低温でありながらも感情を動かす熱と 勇敢さとユーモア、そして独特のリズム感が感じられる。 著者、そしてその父親の心臓発作というパーソナルなエピソードから始まり、 老若男女の夜勤の人々や薬物常習者に出会い、警察の暴力によって命を落とした アフリカ系アメリカ人の数奇な運命をたどり、プーチン政権下で命を脅かされな がらもがき、抗おうとするロシアの同性愛の若者たちやモーテル暮らしの車椅子 の女性と向き合う。 すべてのエピソードは、アメリカをはじめとした世界各地でブラック・ライヴス ・マターやコロナ禍、イデオロギーによる分断などが目立った2020年や世界に衝 撃を与えたプーチン政権によるウクライナ侵攻(2022年2月~)以前のものだが、 ここに集められた著者のテキストと写真は、読者に彼の目で捉えた現実を提示し、 予言的な意味合いも感じさせる。 問題だらけの現代社会における、他者と自己、生と死、喜びと哀しみ、光と闇など の境界がいかにあいまいなものなのかを突きつけてくれる1冊。 著者について 【著者】ジェフ・シャーレット(Jeff Sharlet) 1971年生まれ。『GQ』、『ハーパーズバザー』、『ローリングストーン』のライターを経て、現在は執筆活動と並行して複数の大学で教鞭を執る。ダートマス大学教授(英語・クリエイティブライティング)。著書に、キリスト教保守系カルト組織への潜入取材をベースとした『The Family』(Netflixドキュメンタリー『ザ・ファミリー:大国に潜む原理主義』原作)、『C Street』、『Sweet Heaven When I Die』があり、ナショナル・マガジン・アウォード、アウトスポークン・アウォードなどを受賞している。 【翻訳者】安達眞弓(アダチ・マユミ) 宮城県生まれ。訳書に『ヴィクトリア朝の毒殺魔』(亜紀書房)、『僕は僕のままで』、『どんなわたしも愛してる』(ともに集英社)、『死んだレモン』、『壊れた世界で彼は』(ともに東京創元社)、『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』(共訳・駒草出版)、『ジミ・ヘンドリクスかく語りき』、『都会で聖者になるのはたいへんだ ブルース・スプリングスティーン インタビュー集1973~2012』(ともにスペースシャワー・ブックス)など多数。 出版社 : 駒草出版 発売日 : 2023/2/17 言語 : 日本語 単行本 : 386ページ
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国道3号線 抵抗の民衆史
¥2,750($17.84)
森 元斎 (著) 出版社 : 共和国 (2020/8/15) 発売日 : 2020/8/15 言語 : 日本語 単行本 : 268ページ 九州はなぜ「こう」なのか。彼女ら彼らはどのように抵抗し、反撥してきたのか。鹿児島の西南戦争を起点に、水俣裁判、サークル村、筑豊炭鉱、米騒動、はては神話世界へと国道3号線を北上しながら、国家に抗う民衆の諸相を描く地誌的思想史。宮崎八郎、宮崎滔天、石牟礼道子、緒方正人、谷川雁、火野葦平らの群像から、《思想/運動としての九州》が浮上する。 装画:田中千智 著者について 1983年、東京都に生まれる。長崎大学教員。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。専攻は、哲学、思想史。 著書に、『アナキズム入門』(ちくま新書、2017)、『具体性の哲学』(以文社、2015)、共訳書に、G・ハーマン『思弁的実在論入門』(人文書院、2020)、H・フラスベック+C・ラパヴィツァス『ギリシャ デフォルト宣言』(河出書房新社、2015)がある。
